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L · 問いを立てる · 2026-07-09

問いのリーダーシップ:AI 時代を動かす最初のてこ

Asking as Leadership: The First Lever of the AI Era

Illustration · not a service record: Ask: a deep conversation at the whiteboardIllustration · not a service record

簡立峰は、今回の AI による変化を冷静に捉えている。生成 AI の能力の源泉は、膨大な公開知識にある。そして学校が長年教えてきたのも、まさにその公開知識だ。だからこそ、最初に影響を受けるのは、むしろ名門大学を卒業したキャリア初期のホワイトカラー人材になる。そこで彼が訴えるのは、思考を外注してはいけないということ。本当に鍛えるべきなのは「問いのリーダーシップ」だ。

これは、問・用・管・造が「問」を最初に置く理由と、まったく同じだ。「問」(Learn to Ask)の核心は、指示の出し方ではなく、知を求めることにある。問題をどこまで深く理解しているかが、AI とどこまで進めるかを決める。基礎レベルの「問」は、求めることを明確に伝えること。熟達レベルでは、対話を重ねて掘り下げ、本質に近づく。上級レベルでは、専門家のフレームワークを持ち込み、その道の達人が使う座標軸の中で AI に道を探らせる。

答えのコストがゼロに近づくとき、付加価値のすべてを生むのは問いの質になる。組織で最も価値のある人は、答えるのが最もうまい人ではなく、問題を定義するのが最もうまい人になるだろう。

技術の価値は目減りする。姿勢は複利で育つ。そして、問いはその姿勢が最初に形となって表れるものだ。

出典

  • 簡立峰が語る新卒人材への影響と問いのリーダーシップ:104 職場力(2026年4月)[1]
  • 問・用・管・造の基準資料:呂冠緯の2026年講演シリーズ(校長候補者研修、2026年4月24日)

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